俳優・女優

俳優女優として覚えておきたいこと 〜映画編1〜

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俳優、女優として知っていると役に立つ知識

俳優、女優を目指している人にとって、映画に出るということは大きな夢の一つだと思います。
与えられた役をうまく演じるというのが一番重要ですが、映画の製作過程や、一つの作品を作るにあたってどれくらいの人のどれだけの努力が必要なのか皆さんは知っていますか?
映画の流れを知ることによって、俳優、女優としてもっと頑張っていこうと思えるのではないでしょうか。

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出典:http://www.contents-industry.com/film/film-production.html

映画の流れ

大雑把に映画を作る流れを説明すると、
製作(映画を企画、製作する)
配給(映画を買って映画館に配ったり宣伝する)
興行(映画を映画館で上映する)
というのが一般的ですが、実際には製作会社、配給会社、興行会社以外にも配給兼興行会社があったり、すべての過程に携わる会社もあります。

映画製作

昔は日本の映画が今よりも盛んで、映画会社では自分の会社で映画を作ることが当たり前でした。
それぞれの会社が撮影所を持っていて、会社の専属の俳優、監督、スタッフで映画を作っていたのです。
これを撮影所システムと言います。

しかし映画産業はだんだん衰退していき、経営が苦しくなった映画会社はどんどん撮影所システムを放棄して、今ではほとんどの会社が自社で映画を作ることをやめてしまいました。

その結果、今ではそういった映画会社から独立したプロダクションが、代わりに映画を請け負うようになりました。
今では映画のほとんどが、こういった映画会社からの注文を受けたプロダクションによって作られるというシステムになっています。

製作と制作

製作と製作。
一見どちらでもいいように思えますが経済産業省が公表している資料を見ると、
映画を撮影する作業など作品を創造する実作業を制作といい、企画立案や制作費集め、配給、興行など映画の全過程を示すものが製作
だと言われています。

これはあくまでも映画における定義であり、テレビやCMだと異なることもあるので使い方には十分注意したほうがいいです。

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出典:http://kibou.kondo-isami.com

プロダクションについて

最近では映画会社が自社で映画を製作することが少なくなり、代わりにプロダクションが映画を製作しています。

プロダクションと言っても色々な種類があり、大まかに言うと企画系プロダクション(主に企画や立案)と技術系プロダクション(主に制作上の技術部分を請け負う)があります。

映画製作の過程

映画製作の過程は、大きく分けると
企画、準備、撮影、仕上げ
があります。

企画とは、どんな映画をどうやって作るかというのをタイトルやストーリー、スタッフや出演者、予算やスケジュールなど色々な要素を検討し、その映画にふさわしい企画を考えます。
企画が決まると監督や脚本家が集められ、具体的に脚本を作っていきます。
プロット(あらすじ)、シナリオハンティング(脚本を書くのに必要になる調査)、絵コンテ(映像のイメージを絵にする)などです。

準備とは、スタッフの編成や出演者の決定、撮影する場所を決め、撮影の下準備が本格的に始まります。
プロデューサーは、配給や興行についても平行して進めていき、脚本家は脚本を完成させます。

撮影とは、脚本を基にした撮影台本によって行われ、監督を中心にたくさんのスタッフによって進められていきます。
不慮のアクシデントに対応するのは制作部の仕事です。
制作部は食事や泊まるところの手配、ロケ地の許可や予算、スケジュールの管理までします。

仕上げとはポストプロダクションと呼ばれ、映像の順番を入れ替えたり音楽を入れたりと、視聴覚的に映画を編集していきます。
特殊効果や色彩調整なども行います。

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出典:http://www.cul-shimane.jp/eigasai/info/2008/20080904.html

こういった流れで映画は完成します。
実際にはもっと細かく、映画を作るということはとても大変な作業なのです。